ひとみ歳時記について

障子窓のそばの文机に、ノートと万年筆とメガネ

ひとみ歳時記は、京都とその周辺で暮らす数人の書き手でつくっている、目と暮らしの健康ノートです。健康や生活の分野で記事を書いてきた者が集まり、目のことを、専門用語にできるだけ頼らずに書いています。

読んでいただきたいのは、目について特別な知識を持たない方です。子どもの健診の結果を手にして首をかしげている保護者の方。画面に向かう時間が長く、夕方になると目が重くなる働く世代の方。親の通院に付き添うようになったご家族や、自分の見え方の変化が気になり始めた方。そうした方が、眼科へ行く前や帰り道に、落ち着いて読める文章を目指しています。

名前に込めたこと

歳時記は、季節の行事や言葉を集めた暦のような本のことです。花粉が飛ぶ春、日差しの強い夏、空気が乾く冬と、目の悩みも季節とともに移り変わります。京都の暮らしには、祇園祭の人混みや底冷えのする冬の朝のように、季節を肌で感じる場面が少なくありません。そうした一年の流れに合わせて目のことを考えられたら、という思いからこの名前をつけました。

10月10日の目の愛護デーをはじめ、目にまつわる記念日や催しは目の記念日と健康イベントの歳時記にまとめています。

扱っているテーマ

コラムは次の7つの分野に分けています。

分野 おもな内容
目の病気 緑内障、白内障、網膜の病気など、よく知られた病気のしくみと検査
視力・メガネ・コンタクト 老眼鏡や遠近両用の選び方、コンタクトレンズの扱い方
子どもの目 3歳児健診、弱視、近視と外遊び、学校生活での見え方
目の健康習慣 画面との付き合い方、まばたき、紫外線対策など毎日の工夫
シニアの目 年齢とともに起きやすい変化、通院や家族の付き添い
健康・暮らし 花粉症や糖尿病など、体全体の健康と目との関わり
地域・京都 京都の季節や街の暮らしと目の話題

これまでの記事はコラム一覧から読めます。

コラムとは別に、眼科へ行くときに役立つ案内のページも用意しました。眼科の探し方、初めて受診する日の流れと持ち物、連休中に目のトラブルが起きたときの考え方などを、眼科の探し方と受診ガイドから順にたどれます。急いで受診したほうがよい症状と応急手当は、目の救急のページにあります。

書くときに守っていること

記事は、厚生労働省やこども家庭庁などの公的機関、日本眼科学会や日本緑内障学会といった学会が公開している情報を確かめてから書いています。数字を出すときは出どころのはっきりしたものに限り、確かめられないことは書きません。

専門用語を使うときは、すぐあとに言いかえを添えるようにしています。「眼圧」や「眼底」のように、健診の結果票で見かけるのに意味がわかりにくい言葉ほど、ていねいに説明したいと考えています。

それでも、文章で伝えられるのは一般的な情報までです。目の状態は一人ひとり違い、同じ症状に見えても原因が異なることがあります。医療上の判断は、実際に目を診る眼科医にゆだねてください。見え方の変化や痛みなど気になることがあれば、記事を読んで判断を済ませず、眼科を受診して相談してください。急に見えにくくなった、目に強い痛みがある、薬品が目に入ったといったときは、その日のうちの受診が必要です。

掲載した記事は、公的機関の情報や制度の変更に合わせて、定期的に読み直して手を入れています。それでも、誤りや古くなった記述が残っていることがあるかもしれません。お気づきの点があれば、お問い合わせフォームからお知らせください。確認したうえで直します。

していないこと

  • 個別の症状についての診断や、治療の相談にはお答えできません。
  • 特定の医療機関、医師、商品をおすすめすることはしていません。
  • 広告として書かれた記事や、商品の紹介と引き換えに書いた記事は載せていません。

どこに相談すればよいか迷うときの手がかりは、目の悩み、どこに相談する?にまとめました。

書き手

ひとみ歳時記は、次の5人で書いています。

  • 森下 知佳:医療・健康分野を十数年書いてきました。学会や公的機関の資料をもとに、病気のしくみを順を追って説明します。
  • 川端 修平:眼鏡店で長く働いたあと、書く仕事に移りました。メガネやコンタクトレンズの選び方と扱い方を担当しています。
  • 堀江 美穂:子育てをしながら、子育てと教育の記事を書いています。健診や学校生活のことを保護者の目線で伝えます。
  • 松尾 康弘:地域紙の記者を長く務めました。シニア世代の目と暮らし、通院や付き添いのことを書いています。
  • 西田 葵:京都で暮らしながら、季節や習慣と目の関係を、街の話題を交えてつづっています。

ご意見をお寄せください

記事への感想や、取り上げてほしいテーマがあれば、お問い合わせからお送りください。すべてにお返事することはできませんが、いただいた声はひとつずつ読み、これからの記事づくりに生かしています。

最終更新 2026年10月12日